金属アレルギーと正しく向き合うために
2026/07/03
「インプラントに興味があるけれど、金属アレルギーが心配で一歩踏み出せない」。
そのような不安を抱えてはいませんか? 年齢を重ねるにつれ、健康に対してより慎重になるのは自然なことです。しかし、「金属=悪」と決めつけて治療を避けてしまうことは、かえって適切な治療の機会を逃し、お口の健康を損なうことにつながりかねません。
インプラント学修士号を持つ歯科医師として、科学的根拠に基づいた「正しい向き合い方」をご提案します。
1. 「とりあえず金属をすべて外す」のは推奨しません
お口の中の【金属】を外せば解決するわけではありません
アレルギーを懸念して「口腔内の金属をすべて除去したい」と希望される方がいらっしゃいますが、当院では以下の理由から推奨しておりません。
□ 原因が特定できない: 反応している金属を特定せずに除去しても、症状が改善しない可能性があります。
□ 環境の急変は禁物: 金属アレルギー治療の大原則は、一度にお口の中の環境を大きく変えないことです。
□ 不可逆的な治療: 一度外した詰め物や被せ物を元に戻すことは難しく、慎重な判断が必要です。


