医療法人翔陽会

ボナーク・ストローマンRFT

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ボナーク・ストローマンRFT

ボナーク・ストローマンRFT

2025/10/30

当院で用いる生体材料の1つであるボナークとストローマンRFTについて解説します。どちらもインプラント適応の指定を受けた骨補てん材です。

ボナーク

ストローマン社

上下顎骨・歯槽骨の骨欠損部または空隙部への充填による骨再生治療を目的とした人工骨です。将来のインプラント植立を前提とした骨再生も適応範囲となっています。

特徴① 自然な骨再生

多数の気孔があり内部に骨代謝に関与する細胞などが侵入します。体内で分解されることで新生骨が形成されます。

特徴② こぼれにくい

一塊の材料であり、ボロボロと崩れず柔軟かつ安定して骨欠損部に保持されます。複雑な形状の骨欠損部にぴったりフィットして、骨の再生を助けます。

特徴③ 生体適合性試験済み

臨床試験にて生体適合性が確認されています。アレルギー伝搬や異物反応性炎症が起こりにくいです。

特徴④ 国産

主成分のリン酸オクタカルシウム(OCP)とコラーゲンが純国産です。国内で安定して流通されています。

RFT

ストローマン社

RFT(RFTデンタル)は、低結晶性ハイドロキシアパタイトを主成分とするインプラント適応骨補てん材です。スポンジのような弾力性を有し、患部に隙間なくフィットします。

特徴① 高い操作性

スポンジのような弾力性で、複雑な形状の患部にも隙間なくフィットします。ハサミで容易に加工ができ、手術時間も短縮できます。

特徴② 生体内で吸収・置換

生体内で速やかに吸収され、その過程で骨リモデリングサイクルに取り込まれることで骨組織へ置換されます。

特徴③ 自家骨に類似した構造

ナノレベルでヒトの自家骨に構造や組成を近づけています。アレルギー伝搬リスクが低くが感染抵抗性が高いです。異物反応も起こしづらいです。

特徴④ 自家骨移植の代替え

移植骨の代替えとして使用できます。自家骨相当の骨再生が期待されます。

骨造成術(手術)の実際

資料

骨の吸収

根の治療を受けた歯です。

歯ぐきが腫れたため消炎処置を行いました。1年間、消炎処置を含む保存治療を試みましたがレントゲン所見上の異常が改善されなかったため抜歯の決定となりました。

軟組織病変

摘出された歯には軟組織病変が付着しておりました。抜歯窩は頬側~中央にかけて骨欠損を認めました。 「歯を抜いた後、歯ぐきが瘦せてほしくない」

患者さんと相談したところ、将来にインプラント治療を含む複数の選択肢を確保する目的で今回はボナークを充填しました。

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