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インプラント治療と矯正治療 どちらを先に行うべきか?

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インプラント治療と矯正治療
どちらを先に行うべきか?

インプラント治療と矯正治療 どちらを先に行うべきか?

2025/02/07

歯列矯正中はかみ合わせが変化します

インプラントにおける標準治療とは、何か?

インプラントは、最終的なかみ合わせが決まってから作られるため、一般的には 「矯正治療を先に行い、その後インプラント治療を実施する」 という流れが標準治療とされています。 インプラントは、外科的に埋め込まれる金属製の支柱であり、その上に被せもの(人工歯)が装着されます。しかし、インプラントは 「理想的な咬合(かみ合わせ)を支える装置」 にすぎず、単独で理想的な咬合を作り出すことはできません。


インプラントの前に矯正治療をするべきか?

インプラント治療を計画する際には、まず かみ合わせの問題を精査 します。その結果、 ほとんどの場合、矯正治療やその他の歯科治療を先に行うことが推奨 されます。

ただし、 ほぼすべての歯を失っている、または失う可能性が高い場合 には、咬合の回復を優先するため インプラント治療が先に行われる こともあります。

インプラント治療後の矯正治療は可能か?

インプラント手術後に 歯を動かしたり、その他の歯科治療を行うことは技術的には可能 です。

しかし、標準的な治療の流れとしては、

1.矯正治療やその他の歯科治療を完了 させる

2.かみ合わせを安定させた後にインプラントを埋入する

という順序が推奨されています。 もし インプラントを先に埋入してしまうと、後から矯正治療を行う際に問題が生じる ことがあります。例えば、かみ合わせの改善が必要になった場合、 インプラントの被せものを一度外し、矯正治療後に再作製する 必要が生じる可能性があります。

インプラントを埋入するために矯正治療は必要か?

インプラント治療は、かみ合わせに問題がある場合には実施できません。 なぜなら、 インプラントは「問題のないかみ合わせを維持・機能させるための装置」にすぎないから です。

歯科医が口腔内を診察し、 かみ合わせに問題があると判断した場合は、矯正治療やその他の歯科治療をすべて完了させた後にインプラント治療を計画 するのが一般的です。

インプラント治療と矯正治療を同時に行うことは可能か?

あらかじめインプラントの埋入計画を立てた上で、矯正治療やその他の歯科治療を進めることは可能です。

ただし、その場合でも インプラントの被せものを作る前に矯正治療やその他の歯科治療を完了させることが一般的な治療計画 となります。

結論

標準的な治療の流れでは、

✅ 矯正治療やその他の歯科治療を完了し、かみ合わせを整えた後にインプラント治療を行う のが一般的です。

なぜなら、

✅ インプラントは被せものを支えるための土台にすぎず、単独で口全体のかみ合わせや他の歯の問題を解決することはできないから です。

また、インプラント治療だけでは以下の問題を解決することはできません。

むし歯の治療
歯周病の改善
過去の被せものの劣化や破損
かみ合わせのズレ

かみ合わせの問題は、インプラント治療の成功に大きく関わる重要な要素です。 インプラント治療の適応や限界について詳しく知りたい場合は、ぜひ当院スタッフまでご相談ください。

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