歯科用CTでガンは見つかるのか? 2023/09/08 歯科用CTとは 3D(三次元)の立体画像が撮影できます。細かい部分をいろいろな角度から見ることができるので、安心・安全な治療に役立ちます。当院では、従来では2回撮影する必要のあった全頭蓋診断を1回で撮影できます。被ばく量は今までの半分に低減でき、さらに安心・安全な治療に寄与します。 口腔がんの頻度 2011年の英国の調査では年間7000件の新たな口腔がんが歯科医院で発見されていると言われています。すべてのがんで16番目の数字です。口腔がんは世界的には1970年代から少しずつ増加しています。喫煙・アルコールの接種・HPV感染の増加との関連が指摘されています。2週間以上続く痛みのない潰瘍やしこり、説明のつかない赤や白の斑点が見受けられたときなどは注意が必要です。 歯科用CTによる検査 歯科用CTは、複雑な治療や外科処置、矯正治療を検討する際に必ず用いる重要なツールとなっています。歯や顎、骨だけでなく軟組織の一部も3D画像で生成されます。画像は従来のエックス線写真より詳細な情報をもたらし、口腔の健康問題の検出と診断に役立ちます。当院では、CT撮影を契機として、年間1~2例の腫瘍やその他の進行性病変疑いのため大学病院などへの紹介実績があります。 ★ 歯科インプラントの計画と埋入感染症と腫瘍の簡易検出口腔外科領域全般説明★ 矯正治療複雑な歯内療法症例歯周病の評価