医療法人翔陽会

インプラントの術式 All on 4

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インプラントの術式 All on 4

インプラントの術式 All on 4

2023/07/21

All-on-4

特殊技法

2007年、当院はリスボンにあるマロクリニック(Dr.Paulo Maló)での講義を受講しました。All-on-4はそのマロクリニックで開発・実施された術式です。ITIガイドラインでは上顎の固定性補綴を支持するためには、最低でも6本のインプラントを埋入することが適当であるとされています。2014年、私がデュースブルグエッセン大学大学院・IMCにて講義を受けた際には、体系的・学問的な講義としてのAll-on-4はありません。

固定性補綴(インプラントブリッジ)

 

All-on-4とくに上顎における固定性補綴を支持する方法の1つとして行われる際、インプラント最遠心部2本の遠心傾斜による埋入です。上顎固定性補綴で多少の科学的根拠が得られています。一般的には一塊のハイブリッドスクリュー維持とされております※1。補綴には経年劣化や咬耗による形態の変質があります。固定性補綴のすべてについて言及できますが、固定性でかつ長期予後が良好であるのは患者さんにとって精神的な利点です。分割による補綴であれば、部分的に補綴を修理・再製することが可能なため、補綴を一時的にであっても修理のため全てを失うことがあり、その事態を防ぐことができます。 All-on-4のデメリットは、技工操作への要求が高くコストが高くなる傾向があることです※2。

 

※1,2 ITI Treatment Guide Volume4 P64,70-72(2010 D.Wismeijer,D.Buser,U.Belser)

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